広島修道 page 13/204
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第1章Moodleとは第1章? Moodleとはかなり骨の折れる作業です。しかし、いったん授業用の教材を作ってしまえば、次年度にはそれを再利用することができます。改善も簡単です。本書はこうしたMoodleの便利な使い方を、....
第1章Moodleとは第1章? Moodleとはかなり骨の折れる作業です。しかし、いったん授業用の教材を作ってしまえば、次年度にはそれを再利用することができます。改善も簡単です。本書はこうしたMoodleの便利な使い方を、教員のやりたい活動という点から紹介します。Moodleでできる活動を表1-1に示します。3.本書の構成第2章では、コースを作成します。実際に1つのコースを作り、様々な設定を行います。コースの見栄えを変えたり、学生がコースを利用できる期間、コース内のグループを決めたりします。第3章では、第2章で作ったコースに学生を登録する方法を学びます。学生を登録する方法は、管理者が一括して登録する方法(csvファイルによる一括登録など)や、登録キーを発行して学生が自分自身で登録する方法、教員が1人1人登録する方法など多様です。第4章ではコースをファイル置き場として使う方法を紹介します。Moodleコースの最も基本的で最も簡単な使い方です。例えば、教員が自分の使うPowerPointやKeynoteなどのスライドファイルを置いておいたり(教員用資料置き場としての使い道)、学生に配布した資料を置いてダウンロードさせたり(学生用配布資料置き場としての使い道)する使い方です。また、ここではコースの見方、アイコンの意味の説明なども併せて行います。第5章では、コース上で簡単な調査を行う方法を紹介します。授業に関するフィードバックを得たいとか、Moodleコース上で調査を行い、データ収集をしたいということがあるかもしれません。Moodle上で調査を行い、データをcsvやExcelの形式でダウンロードすることができます。標準でインストールされる「投票」とオプションのモジュールである「フィードバック」の説明をします。第6章では、もっとインタラクティブなMoodleの使い方を紹介します。学生同士であるテーマについて議論をさせたり、授業に関する質問に答えたりするコーナーを作りたい場合には、ディスカッションフォーラムやチャットの機能が便利です。フォーラムにはファイルをアップロードすることもできるので、工夫次第でちょっとした課題提出も可能です。第7章では、学生にファイルでレポートを提出させる方法について学びます。学生はファイル(WordでもExcelでもPDFでもプレーンテキストでも、ファイル形式は問わない)でレポートを提出することができ、その評点もMoodle上で一元的に管理できます。また、「ファイルの高度なアップロード」機能を使えば、編集したファイルをMoodle上で学生に返却することもできます。?5?