広島修道 page 14/204
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第1章Moodleとは第1章? Moodleとは第8章では、いよいよ小テストの作成方法を学びます。Moodle上でできる小テストには、○×式、多肢選択式、穴埋め式、記述式など多様なタイプがあります。第9章では、協同作業の場と....
第1章Moodleとは第1章? Moodleとは第8章では、いよいよ小テストの作成方法を学びます。Moodle上でできる小テストには、○×式、多肢選択式、穴埋め式、記述式など多様なタイプがあります。第9章では、協同作業の場として利用できるWikiや、より立体的な学習を可能とするレッスン、多元的な評価ができるルーブリックなどの機能を紹介します。第10章では、Moodleを教育現場で使っている7名がMoodleを使った教育の実践について紹介します。4.本書が対象としているMoodleのバージョン本書では、広く普及している(いた?) Moodle 1.9と2.4を主な対象としています。1.9と2.4とで異なる箇所については、それぞれバージョン番号を付して説明してあります。ただし、6ヶ月ごとにMoodleのバージョンは新しくなるので、このマニュアルが刊行される頃にはMoodle 2.5が既に普及しているかもしれません。なお、Moodle 1.9は2008年3月3日、2.0は2010年12月24日、2.1は2011年7月1日、2.2は2011年12月5日、2.3は2012年6月25日、2.4は2012年12月3日にそれぞれリリースされており、2.0以降はほぼ6ヶ月に1回のメジャーアップデートが行われています(表1-2)。1.9のバグ修正は既に終了していますが、深刻なセキュリティホールに対するアップデート(Moodle HQ 1によるものは終了し、Catalyst IT 2によるものが始まっています)は2013年12月まで行われます(6年間のサポート)。2.0の開発が難航したために、1.9が広く普及し、結果として6年間にわたってサポートされることになりました。しかし、2.0以降のバグ修正のサポートは12ヶ月間、セキュリティアップデートのサポートは18ヶ月間となっています。従って、最新のものをインストールしても、今後は3年以内にシステムをアップデートする必要がありますので、Moodleの管理部局は将来の定期的なアップデート計画を立てておきましょう。例えば、Moodle 2.4は2014年6月以降のセキュリティアップデートがなされません。従って、それまでに新しいバージョンにアップデートする必要があります。Moodle 2.4の後継にちょうどいいのはMoodle 2.7ですが、リリースが遅れた場合のことを考えて、2つ先の2.6がリリースされた時点でアップデートを考えたほうがよいでしょう。なお、本書でスクリーンキャプチャしている画面のテーマは、Moodle 2.4ではLeatherbound、1.9ではingenuous (色違いで本書では2種類登場します)にしています。1 Moodleの開発者であるMartin Dougiamas氏に率いられ、Moodleの開発および改良を行っている本部。オーストラリアのパースにある。2ニュージーランドにあるIT企業。Moodleと同じくオープンソースで作られたeポートシステムMaharaの管理グループの1つ。MaharaはMoodleと連携して活用することができる。?6?