広島修道

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第10章実践報告集第10章?実践報告集?音声例文などの音声は「ラベルを挿入する」を利用して音声ファイルにリンクを張る形で利用しています。そうすることによって学生は各回の音声をクリックするだけでいつでも繰り返....

第10章実践報告集第10章?実践報告集?音声例文などの音声は「ラベルを挿入する」を利用して音声ファイルにリンクを張る形で利用しています。そうすることによって学生は各回の音声をクリックするだけでいつでも繰り返し聞くことができます。?説明資料スライドなどの説明資料は「ファイルまたはウェブサイトにリンクする」を利用します。説明に集中してもらいたいので、授業時には目のアイコンをクリックして「非表示」にしていますが、授業終了後には閲覧できるように設定し直しています。?授業内の活動授業時には様々な活動を行いますが、できるだけMoodleを利用した活動を行うようにしています。よく行うのは「フォーラム」を利用して英作文を投稿させ共有するという活動です(非標準モジュールではありますが「Marginalia」を使うと教員からのコメントも共有できます)。また学生同士で共有させたくない活動の場合には「オンラインテキスト」を利用して課題を提出させ、コメントを付けて返却します。Moodleを利用していない活動の場合には「オフライン活動」を利用して点数だけ付けておきます。そうすると授業中のすべての活動が点数化されるため、教員にとっても学生にとっても便利です。? Minute Paper授業終了前には「フォーラム」機能を利用してMinute Paperを書かせます。そうすることによって、学生の理解度をはじめとした反応を確認することができます。またいくつかの投稿に対して次回の授業時までに教員からのコメントを付けておくようにしています。ここが?イント!評点も含め授業のすべてが可視化されるのはMoodleの良い点ですが、授業の進行を考えて先の活動や資料を見せたくない場合があります。そこで私は目のアイコンを利用して「表示/非表示」の設定を細かく行います。たとえばMini-Test、説明資料のように、先に見られたりやられたりすると困ってしまう活動やリソースについては「非表示」に設定しておいて、授業内で適宜設定を切り替えます。その上で「それではブラウザを再読み込みして次の活動をやってください」と指示を与えることで、授業の進行をある程度コントロールできます(もちろん表示する時間を予め設定できますが、授業の進行はその場にならないと予期できないので)。Moodleを使うことのメリットは、学生が15回の授業内容をMoodleの画面を見ることですぐ把握できることと、自身の学習状況を「評定」機能を利用して確認できることでしょう。また英作文を共有したりコメントをし合うといった協同学習を行いたい場合にも便利です。165? 172?