広島修道

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第10章実践報告集第10章?実践報告集事例2: Moodleを利用したブレンド型授業?担当者:山内真理(千葉商科大学)?担当科目名: TOEIC 1?科目のねらい:語彙・文法の知識と学習方法の定着およびリスニング学習方法の定着?ク....

第10章実践報告集第10章?実践報告集事例2: Moodleを利用したブレンド型授業?担当者:山内真理(千葉商科大学)?担当科目名: TOEIC 1?科目のねらい:語彙・文法の知識と学習方法の定着およびリスニング学習方法の定着?クラスサイズ: 27名?利用教室: CALL教室?利用しているMoodleのバージョン: 1.9.x?利用状況:授業内・外の活動の一部をMoodle上で行う?よく使う機能:小テスト、リソース授業についてここでご紹介するのは、前任校で担当したTOEICRテスト対策クラスでのMoodleの活用事例です(2009年度)。比較的大きな習熟度の差に対応しつつ(受講生の前年度末のスコアは200点台、300点台、400点台、500点台がそれぞれ13%、35%、26%、26%)、ノートをとる、単語や例文を口に出して覚える、繰り返し聞く、聞こえなかった箇所や分からなかった箇所をチェックする、といった基本的な学習方略・習慣を身につけてもらうことも意図して、Moodleでの活動を組み込んだブレンド型の授業を実施しました(表10-1)。表10-1授業の流れ1.語彙学習の確認:共通の語彙学習用テキスト(CD付き)の指定範囲を予習2.前回までの復習: TOEIC Part5形式の語彙文法問題3.今回のポイント学習: TOEIC形式の読解・聞き取り問題全体活動書き取りテスト(紙):回収後聞き取り解説・語句や例文定着のための発音練習「リソース」も見ながらポイント解説と基本練習個別活動「小テスト」:共通課題で定着を確認・要復習箇所を記録「小テスト」:共通課題で定着を確認・要復習箇所を記録⇒再受験/選択課題へ「リソース」:基本確認1回分の授業のためにMoodle上で用意する教材や資料は、典型的には図10-2のようになります。必須(共通)課題はインデント無し、選択課題と説明資料はインデント有りで区別し、後者は“♪”(基本)と“♪♪”(発展)で難易度の目安を示しています。例えば、図10-2では“Vocab 02”、166? 173?