広島修道 page 193/204

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第10章実践報告集第10章?実践報告集図10-11問題作成ソフト問題データベースはExcelのワークシート形式で、英検の大問I・IIやTOEIC Part 5など、4択問題の短文形式であれば空所補充形式に限らず、どんな問題でも収録....

第10章実践報告集第10章?実践報告集図10-11問題作成ソフト問題データベースはExcelのワークシート形式で、英検の大問I・IIやTOEIC Part 5など、4択問題の短文形式であれば空所補充形式に限らず、どんな問題でも収録できるようになっています(Excelのセルに問題文を入力するという制約上、長文を読んで解答するという用途には適していません。また、残念ながら3択問題や5択以上の問題や、音声・動画の挿入には対応していません)。「問題番号」「問題文」「正答」「誤答1?3」の列が必須入力ですが、これ以外にも「ヒント」「分類タグ」「自由記号類」「問題作成者」「タグ付与者」などの情報をそれぞれの問題に付与することができます。例えば「分類タグ」には「TOEIC」「動詞」「連語」「時制」「不定詞」「動名詞」など、問題のポイントや問われている文法事項などを複数記入できます。問題作成ソフトはWindows XP以降およびMac OS X 10.4以降に対応しており、無料公開しています。このソフトでは上述の問題データベースを読み込んで利用しますが、全文検索が可能なため、「問題文」や「正答」「誤答」に含まれる任意の単語や、「分類タグ」に入っているキーワード等を利用して、使いたい問題だけを抽出することができます。問題数を指定した無作為抽出や、画面上で目視によって個別問題を絞り込むことも可能です。これらの作業を繰り返して完成した問題リストはスライド表示、Moodle素材、テキスト形式等での出力が可能です。スライド表示ではボタン操作で正解の選択肢の前に○を表示することもできます。他に穴埋め問題であれば解答を埋め込んだ形式や、選択肢を表示せずに空所に入る単語だけを考えさせる形式でのスライド表示も可能です。Moodle素材としての出力はGIFT形式、Moodle XML形式に対応しており、既にMoodleで作成した問題データも同様の4択問題であれば、Moodle側から出力したXMLファイルをこの問題作成ソフトに取り込むこともできます。テキスト形式で出力した178? 185?