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■講義方針 | 講義では、環境コミュニケーションによる、環境行動の実践について考えていく。 環境コミュニケーションとは、持続可能な社会の構築を目的として、企業や行政、市民といったさまざまなセクター同士が、環境に関わる情報を共有することで意思や情緒の疎通を図り、パートナーシップやコンセンサスを形成して具体的な環境行動を実践していくことである。持続可能な社会の構築には、計画的かつ戦略的にこの環境コミュニケーションを活用することが必要である。 環境行動を実践するには、人々の環境に対する心理を解き明かし、効果的に環境コミュニケーションを活用していくことが必要である。環境広告はその一例である。 そこで、環境広告を題材に、心理的アプローチによる環境行動の実践誘導についても考えていく。 |
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■講義メニュー |
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■講義内容および提示資料 | |||||||||
<2006-01> ガイダンス (1) 講義の進め方 (2) 「ゼロエミッションシティ広島を目指す減量プログラム」にみるごみ減量行動誘導 (3) ECO-PR PROJECT (4) リスペクト3R大賞2006へのチャレンジ <2006-02> なぜ環境コミュニケーションなのか (1) 環境コミュニケーションの概要 環境コミュニケーションの概要 (2) 環境コミュニケーションの現状 @ap bank fes'06 →http://www.apbank-ecoreso.jp/eco/report.html AECO CIRCLE →http://www.ecocircle.jp/index.html BMy Design エコバッグ →http://www.lohasclub.jp/ecobag/ →http://www.kurashi-science.com/ <2006-03> なぜ環境コミュニケーションなのか(2) (1) 市民の環境意識と環境配慮行動 市民の環境意識と環境配慮行動 (2) 環境コミュニケーションとは 環境コミュニケーション (3) エコミュージアム 中工場 ecorium (4) 他のエコミュージアム @森と水の源流館 http://www.genryuu.or.jp/top.htm A板橋区立エコポリスセンター http://www.ecopolis.city.itabashi.tokyo.jp/ <2006-04> リスペクト3Rの応募に向けて (1) Respect3R リスペクト・スリーアール プロジェクト × 経済産業省 (2) FREITAG (フライターグ) 【課題】Respect3Rに応募するため、再生布・ストック布を用いたバッグのデザインを考え、イラストで表現。 <2006-05> 環境コミュニケーション〜環境広告 (1) 環境広告とそのタイプ 環境広告 (2) 環境広告の事例 (3) 第3回公共広告CM学生賞|AC公共広告機構 http://www.ad-c.or.jp/act/recruit.html 【課題】環境広告として、とてもよいと思うものについて、その広告をA4用紙などに貼り付け、@環境広告のタイプ、A発信しているメッセージの内容、Bよいと思った理由 を書いて提出すること <2006-06> 環境コミュニケーション〜環境広告(2) (1) 読売ADリポート ojo:環境コミュニケーションとは何か? (2) 第23回 読売広告大賞 読者が創る広告の部 へのチャレンジ <2006-07> 環境広告作成に向けて〜アイデアの出し方 アイデアの発想・アイデアの生み出し方 環境広告作成に向けて Respect3Rの一次審査を通過できたため、再生布が送付されてきた。 これを用いた作品づくりに取り組むことに <2006-08> 環境配慮行動の実践 (1) 環境配慮行動実践の意思決定プロセス (2) 環境配慮行動励起のアプローチ手法 環境配慮行動の意思決定プロセスと行動励起アプローチ <2006-09> Respect3R応募作品の公開 (1) Respect3R応募作品の受け取り・撮影 (2) Respect3R応募作品を見て ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 【課題】環境とライフスタイル 最終レポート課題について 最終課題『環境広告の制作』 環境に関わる広告ならびにその主題・制作意図等をまとめたレポートを提出しなさい。 制作した広告ならびにレポートは、最終講義日に持参すること。 提出・発表日:2007年1月19日(金)6限 なお、制作する広告は、『毎日広告デザイン賞』第2部/発言広告の部への応募を意識するように。 ![]() <2006-10> 環境広告の制作に向けて:社会的ジレンマと環境問題 (1) 社会的ジレンマとは? (2) 環境問題に見られる社会的ジレンマ <2006-11> 環境広告の制作に向けて:社会的ジレンマの解決策 (1) 環境問題に見られる社会的ジレンマとその解決策 (2) 〈放置自転車〉に関わる社会的ジレンマの解決手段 <2006-12> 環境広告の制作に向けて:社会的ジレンマの解決策 看板コミュニケーション (1) 社会的ジレンマの解決策 看板コミュニケーション (2) 社会的ジレンマの解決策の提案例(レジ袋について考えてみる) <2006-13> 環境広告の制作に向けて:コピーの要素 (1) 環境広告の事例 (2) コピーの要素と基本公式 コピーの要素・基本公式 <2006-14> 環境ブランディングからLOHASへ (1) 「日経エコロジー神保重紀編集長の環境マーケティング」から読み解く社会の動き (2) LOHASとは? 単なる流行ではなく LOHAS-環境に配慮したライフスタイルを無理なく広める手法として (3) ブランドとは? ブランドとは (4) 環境ブランディングからLOHASへ 環境ブランディング〜環境に配慮した社会・持続可能な社会を実現化するために 【試験】次の各設問について答えなさい。 T 日本においてレジ袋は1年間に約300億枚(1人1日約1枚)がごみになっています。また、容器包装全体の量では、容積で家庭ごみの6割を超えています。スーパーマーケットではマイバック運動などのレジ袋削減活動が行われ、ある程度の効果を上げています。しかし、立ち寄り型の購買の行われるコンビニエンスストアでのレジ袋削減は難しい状況にあります。そこで、コンビニエンスストア利用者にレジ袋削減を広めるための『環境コミュニケーション』手法を提案しなさい。なお、提案においては、講義にて紹介した各種の理論的裏付けを必ず記述してください。 U リデュース・リユース・リサイクルの3つのRをおしゃれなライフスタイルとして提案する行動=Re-Style(http://www.re-style.jp/index.html)のなかで、興味深かったものを紹介し、その良いと思ったことを説明しなさい。 |
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