学術論文等の名称 |
単著共著の別 |
発行又は発表の年月 |
発表雑誌等の名称 |
概 要 |
1 CNVの測定とその分析−広島修道大学において開発してきたシステム−
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共著 |
1980年6月 |
広島修大論集
21(1),
127-160 |
広島修道大学で開発してきたCNV実験システムの概要とその具体的実験例。ミニコンピュータとマイクロコンピュータの連動による刺激制御・反応処理などの実験システムの概要。
柿木昇治、松田 俊、寺谷美喜子、松本好生、志和資朗
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2 修士論文
意味記憶と随伴陰性変動(CNV)
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単著 |
1981年12月 |
広島修道大学大学院
人文学科研究科
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学習の成立・連合形成の過程がCNVにいかに反映するか。CNVの立ち上がり、及びCNV電位は、覚醒の水準想起の程度、連合の程度と強い関係にあることを明らかにした。 |
3 随伴陰性変動(CNV)の測定値とその波形−CNV標準化のためのひとつの試み−
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共著 |
1982年6月 |
広島修大論集
23(1), 173-160
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CNVの安定性、CNVの再現性について、1977年以来の実験データで検証。非言語刺激と言語刺激、単純反応と選択反応課題による総計140条件の分析を行い、標準値を提言した。
柿木昇治、松田 俊、志和資朗
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4 随伴陰性変動(CNV)と語彙判断課題
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共著 |
1982年10月 |
心理学研究
53(4), 236-239
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語彙判断課題をCNVパラダイムに適用し、言語情報処理過程をCNVにより検討した。その結果、意味的距離の効果を反応時間だけでなくCNVの復帰時間によって検出した。
志和資朗、森 敏昭、松田 俊、柿木昇治
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5 Changes in contingent negative
variation (CNV) as a function of a paired associate learning. |
共著 |
1982年10月 |
Japanese
Psychological
Research
27(1), 45-49
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CNVの生起は学習により変化することを対連合学習事態で検討した。その結果、学習水準の上昇に伴い、CNV電位も増加したことから仮説が支持された。
柿木昇治、志和資朗、松田 俊、森 敏昭 |
6 N子との出会いとその旅立ち−往復書簡を通して−
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単著 |
1985年10月 |
一般鑑別研究シリーズ
−問題をもつ子どもの診断と治療
17, 68-73 |
少年鑑別所における一般鑑別(外来相談)活動で担当した症例報告。母の欠損、教育文化的に低い環境にあって、共感性が乏しかったN子との出会いと、往復書簡を通して変容したN子の成長の記録。 |
7 パーキンソン病における知能障害−WAISによる検討−
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共著 |
1988年9月 |
臨床精神医学
17(9), 1395-1398
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パーキンソン病における知能障害の頻度、知能障害の内容、知能障害とYahrの重症度、罹病期間および抑うつとの関係などについて検討した。
井手下久登、好永順二、佐々木高伸、小田尊之、重川玲子、菊本 修、志和資朗、引地明義
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8 A study of the clinical effects
of bio-feedback therapy. |
共著 |
1988年12月 |
心身医学
28(7), 609-616
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不安神経症患者に対してα波バイオフィードバック療法、片頭痛患者に対して皮膚温バイオフィードバック療法、書痙患者に対して筋電図バイオフィードバック療法を行い、その有効性を報告した。
Takanobu Sasaki,Hisato
Ideshita,Yusuke
Yamanaka,Takayuki Oda,Reiko Shigekawa,Osamu
Kikumoto & Shiro Shiwa
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9 パーキンソン病における抑うつ
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共著 |
1989年10月 |
心身医学
29(6), 539-543
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パーキンソン病における抑うつの有無、抑うつの程度、性格特性、およびうつ状態と身体症状の重症度、知能低下、経過年数などとの関係について検討した。
井手下久登、好永順二、佐々木高伸、山中祐介、岩根次郎、小田尊之、重川玲子、菊本 修、志和資朗、引地明義、森岡壯充
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10 ストレス性疾患に対するバイオフィードバック療法−やみくもな適用では治療効果はあがらない−
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共著 |
1990年4月 |
医学のあゆみ
153(4), 178 |
バイオフィードバック療法は、合目的な反応性と学習の余地がなければ治療効果は上がらない。そのためには病態を的確に反映する指標を選択する必要がある。志和資朗、佐々木高伸 |
11 事象関連電位におけるブートストラップ法の適用−ブートストラップ法による個別判定の試み−
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共著 |
1991年1月 |
広島電機大学研究報告
23, 105-114 |
ブートストラップ法はデータがガウス分布を満たすという仮定なしで活用できる統計的技法である。事象関連電位研究でよく用いられる電位差と成分分析へのブートストラップ法の有効性を報告した。
武良徹文、松田 俊、志和資朗 |
12 連続監視課題を用いた随伴陰性変動(CNV)
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共著 |
1991年8月 |
社会保険広島市民病院医誌
7(1), 130-137
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CNVの連続監視課題を用いて、うつ病患者と健常対照群のCNVを測定し、それらの情報処理過程がCNVに如何に反映するかを検討した。通常のS1-S2-MRといったCNVパラダイムでは検索できなかった情報処理過程を捕捉できる可能性が示唆された。
志和資朗、長田昌士、松本洋輔、岡本泰昌、佐々木高伸
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13 Biofeedback therapy using MULTI
feedback for patients with psychosomatic disorder.
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共著 |
1992年4月 |
CURRENT BIOFEEDBACK
RESEARCH IN JAPAN 1992
Shinkoh Igaku
Shuppann, Co.Ltd.
227-232 |
不安神経症に対してα波、片頭痛に対して皮膚温、書痙に対して筋電図を用いたバイオフィードバック療法を行った。各症例の生理学的指標の初期値およびそのBFに対する反応性を測定することによって、特定のBF療法による治療効果が予測できることが示唆された。
Shiro Shiwa,
Takashi Matuda, Isato Furumitsu, Shinji Hira & Takanobu Sasaki
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14 A study of the clinical effects
of bio-feedback therapy |
共著 |
1992年4月 |
CURRENT BIOFEEDBACK
RESEARCH IN JAPAN 1992
Shinkoh Igaku
Shuppann, Co.Ltd.
218-226 |
21例の心身症患者に対して、前頭筋筋電図、僧帽筋筋電図、皮膚温度の3つの指標を用いたマルチフィードバック療法を行い、やや有効以上の有効率76.2%を得た。マルチフィードバック療法においても、筋電図と皮膚温度は相関して変化することが確認された。
Takanobu Sasaki,Hisato
Ideshita,Yusuke Yamanaka,Takayuki Oda,Reiko Shigekawa,Osamu
Kikumoto & Shiro Shiwa
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15 アーチェリーに関する生理心理学的研究
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共著 |
1992年10月 |
広島電機大学研究報告
24, 149-156 |
アーチェリーのリリース前の準備状態について、熟練者と初心者の生理反応を測定して比較検討した。その結果、熟練者と初心者では、眼球運動と呼吸のパターンが異なること、及び準備期間における準備電位が熟練者の右半球で有意に増大することが明かとなった。
松田 俊、武良徹文、平 伸二、志和資朗 |
16 心身症患者に対するバイオフィードバック療法−マルチバイオフィードバック法を用いて−
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共著 |
1994年7月 |
バイオフィードバック研究
21, 1-6 |
マルチフィードバックをすることにより、患者は最も制御しやすい指標やその時の生理・心理的状態に合った指標が使えること、また、ある指標の制御に失敗した場合でも、他の指標を選択、変更することで患者の負担を軽減し、バイオフィードバック療法への動機を持続させることができるなど臨床上での利点を確認できた。
志和資朗、佐々木高伸、松田 俊、古満伊里
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17 マルチフィードバック療法
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共著 |
1995年12月 |
脳と精神の医学
6(4), 479-483
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バイオフィードバック療法についての技術的な面に焦点を当てた総説。効果的なバイオフィードバック療法として、我々が提唱しているマルチフィードバック療法について具体的に論述した。
志和資朗、佐々木高伸 |
18 博士論文
バイオフィードバック療法(biofeedback
therapy)に関する研究 |
単著 |
1996年3月 |
広島修道大学大学院
人文科学研究科 |
バイオフィードバック療法に関する基礎研究によりバイオフィードバックによる心理生理学的な反応性を明らかにするとともに、実際のバイオフィードバック療法により得られた臨床データをもとに、バイオフィードバックの効果発現の機序とより効果的なバイオフィードバック療法について検討考察を行った。 |
19 書痙に対する2チャンネル筋電図バイオフィードバック療法
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単著 |
1996年12月 |
バイオフィードバック研究
23, 7-13 |
書痙患者に対して2チャンネル筋電図バイオフィードバック療法を行い、有効率73.9%を得た。臨床効果別および書痙の臨床型別に生理学的反応性を検討した。 |
20 Multibiofeedback therapy for
drug discontinuation in panic disorder: A pilot study.
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共著 |
1996年12月 |
CURRENT BIOFEEDBACK
RESEARCH IN JAPAN 1995-1996
49-56 |
パニックディスオーダーの薬物療法からの離脱過程において、新しい試みとしてマルチバイオフィードバック療法を適用した。その結果、適用した5例すべての患者において速やかな薬物療法からの離脱が可能となった。
Isato Furumitsu,Takashi
Matsuda,Shiro Shiwa
& Takanobu Sasaki |
21 痙性斜頸に対する4チャンネル筋電図バイオフィードバック療法
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共著 |
1999年3月 |
バイオフィードバック研究
25, 8-16 |
2例の痙性斜頸患者に対して、4ch筋電図BFを試みた。その結果4chの筋電位制御が可能となり、斜頸がほぼ消失した。痙性斜頸に対する筋電図BFでは、ただ単に筋電位の値をフィードバックするだけではなく、首の全体的イメージをパターン化してフィードバックすることが重要であると考えられた。
志和資朗、佐々木高伸
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22 広場恐怖を伴う慢性のパニック障害患者に対して現実的脱感作法とマルチフィードバック療法を併用した1症例
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共著 |
2000年3月 |
バイオフィードバック研究
26, 38-42 |
広場恐怖を伴う慢性のパニック障害患者に対して、その症状の軽減を目的として、マルチフィードバック療法の適用を試みた。その結果、従来の方法ではその解消が困難な場合が多々ある広場恐怖の治療において、現実的脱感作とマルチフィードバック療法の組合せが有効であることが示唆された。
志和資朗、松田 俊、佐々木高伸
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23 Risperidone投与患者におけるプロラクチン血中濃度と副作用の検討
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共著 |
2002年2月 |
精神科治療学
17(2), 213-216
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非定型抗精神病薬の代表である、リスペリドン(RPD)が強力なプロラクチン(PRL)上昇作用を有しているという報告が散見されるが、本邦において、PRDのPRL上昇について検討した報告はない。本論文では、RPD投与患者において、PRLの上昇および副作用の出現の有無についてhalopelidol(HPD)投与患者と比較検討した。その結果、Risperioneは強力なプロラクチン上昇作用を有し、特に女性においては、プロラクチン上昇に基づく副作用の出現を念頭においた使用が推奨される。
米澤治文,岩本泰行,西山 聡,世木田久美,太田垣洋子,志和資朗,佐々木高伸
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24 リラクセーションメソッドとしての筋電図バイオフィードバック療法
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単著 |
2002年9月 |
バイオフィードバック研究
28, 29-37 |
筋電図はフィードバックの指標として最も多く用いられており、きわめて広い応用がなされている。しかし、筋電図のみでは十分な治療効果が得られないケースも存在する。広島市民病院精神科では、こうしたケースに対して、複数の筋電図、あるいは複数の指標を同時にフィードバックする方法を用いている。本論文では、こうしたリラクセーションメソッドとしての筋電図バイオフィードバックの活用方法や治療的工夫について論述した。 |
25 総合病院精神科領域におけるバイオフィードバックの臨床応用 |
共著 |
2003年6月 |
バイオフィードバック研究
29, 21-28
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総合病院精神科におけるバイオフィードバック(BF)の臨床応用について、アンケート結果に基づいて考察した。広島市民病院精神科では、他科あるいは診療所などとの連携(病診連携)が確立されており、BF療法へのニーズは高い。しかし、他の総合病院精神科では、BFが充分活用されていない事実が明らかとなった。それは、保険点数など医療制度上の問題やBF機器が高価である、さらには、BFの研修機関がないなどの問題点も明らかとなった。今後、インターネットによるBFの情報公開やBF学会の名称変更などを含めて、幅広く検討する必要がある。
志和資朗,佐々木高伸
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26 バイオフィードバック |
共著 |
2004年3月 |
からだの科学
236, 39-42 |
現代ストレス社会において、ストレスに対していかに対処するかが重要である。本論文では、リラクセーションのセルフコントロール技法としてバイオフィードバック(マルチフィードバック)について概説した。
小川栄一,志和資朗,佐々木高伸 |
27 リラクセーショントレーニング−自律訓練法,漸進的筋弛緩法,バイオフィードバック法,EMDR− |
共著 |
2004年10月 |
精神科治療学 19, 152-15 |
リエゾン精神医療に置ける治療的対応として,具体的なリラクセーショントレーニング技法である,自律訓練法,漸進的筋弛緩法,バイオフィードバック法,EMDRの効用と適用の仕方について検討した。その結果,実際の適用にあたっては,どの技法を第一選択肢にするかについては明確な基準はない。いずれにしても,それぞれの技法による反応性と禁忌症状などを十分考慮して,患者自身にわかりやすく,患者自身が納得してできる技法を選択する必要がある。その際,トレーニングの効果を患者自身が確認でき客観的な評価ができることが望ましい。
小川栄一,志和資朗,佐々木高伸 |
28 摂食障害患者の自尊感情についての検討 |
共著 |
2005年3月 |
心身医学
45(3), 225-231 |
摂食障害患者の自尊感情が、摂食態度や感情状態、罹病期間、BMIと関連しているかについて検討した。さらに、摂食障害のすべての病型間での自尊感情の比較を行った。その結果、RSESの値は、EAT、BITE、POMSの全下位尺度の値との有意の相関を認めたが、罹病期間やBMIとは有意の相関を認めなかった。重回帰分析ではRSESの値とEATの値、POMSの活気と混乱の尺度と有意な偏相関を認めた。RSESの値はAN-Rで最も高値で、BN-NPで最も低値であった。また、AN-RのRSESの値はAN-BPやBN-NPよりも有意に高値で、BN-PのRSESの値はBN-NPよりも有意に高値を示すことが明らかとなった。
大田垣洋子,米澤治文,志和資朗,斎藤 浩,中村 研 |
29 EMDRは不快な記憶を脱感作できるのか?−ERPによる実証的研究− |
共著 |
2005年3月 |
行動療法研究
30, 75-86 |
EMDRによって不快な記憶が脱感作されるかを精神生理学的な指標であるP3を用いて検討した。不快な記憶に関連する人物の姓(関連刺激)を刺激に用いて脳波の測定を行った。不快な記憶に関連する人物の姓(関連刺激)を刺激に用いて脳波の測定を行った。関連刺激に対して生起したP3の振幅を、眼球運動あるいは視覚刺激を凝視した前後で比較した。実験の結果、EMDR群のP3振幅が有意に低下していた。また、SUDSの値はEMDR群と低SUDS群で低下した。この結果は、EMDRの有効性を示すものといえる。
志和資朗,松田 俊,佐々木実 |
30 ストレスとリラクセーションの心身相関 |
共著 |
2006年2月 |
広島修大論集
46(2), 213-225 |
2004年度公開講座、心理学発見!「ストレスとリラクセーション」で収集した資料について報告した。今回の調査・実験データから,性別・年代・ストレス度にかかわらず,自律訓練は有効なストレス対処法であることが示された。現代ストレス社会のなかで,ストレスと上手につきあうために,自らのストレスへの反応性を知り,日頃から自律訓練によるストレスケアに心がけることが大切である。
志和資朗,東山正靖,谷 好充,瀬戸山裕 |
31 書痙に対する4チャンネル筋電図バイオフィードバック療法
―書痙患者と健常大学生との比較― |
共著 |
2006年8月 |
バイオフィードバック研究
33, 33-38 |
書痙に対する筋電図バイオフィードバック療法について,健常大学生に4チャンネルの筋電図バイオフィードバックを行い,その反応性の検討を行なうと共に書痙患者と健常大学生における反応性の比較を行った。さらに筋電図制御の目標値についての考察を行った。
東山正靖,谷 好充,志和資朗,小川栄一,佐々木高伸 |
32 健常大学生に対する初回マルチフィードバック法の効果 |
共著 |
2007年5月 |
バイオフィードバック研究
34(1), 33-39 |
本研究では,健常大学生に対し前頭筋筋電図,僧帽筋筋電図,指尖皮膚温を用いたマルチフィードバック法による自己制御を1セッション行い,その生理学的反応性を検討すると共に,患者の制御目標値について考察した。その結果,CO群に比して,BF群のほうが前頭筋筋電図,僧帽筋筋電図が減少し,指尖皮膚温が下降した。また,本実験における両筋電図のデータが患者の制御目標値となる可能性が示唆された。
青山慎史,東山正靖,谷 好充,志和資朗,小川栄一,佐々木高伸 |
33 音楽療法に関する臨床心理学的研究
―生演奏による音楽鑑賞の治療的効果について― |
共著 |
2008年2月 |
広島修大論集
48(2), 323-337 |
広島市民病院の入院・外来患者を対象に生演奏による音楽鑑賞を行い、その治療的効果について検討した。その結果、POMSのすべての因子において音楽鑑賞の効果が認められた。また、生演奏に対する評価が良かったものほど、気分の変化が大きいことが明らかとなった。心理生理学的検査では、音楽鑑賞の前後で心拍(HR)に有意な変化が認められた。
志和資朗,小川栄一,青山慎史,ルディムナ優子 |
34
眼球運動による脱感作と再処理法(EMDR)を用いた心理的介入の実際 |
共著 |
2008年5月 |
心療内科
12(3), 227-231 |
EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)は、患者に外傷記憶を想起させながら、両側性の動き(例えば左右の眼球運動)や刺激を与える(両膝のタッピング)手続である。この手続により、患者は外傷記憶に対して脱感作が得られるようになり、心的外傷後ストレス症候群や恐怖症に対して効果的な治療技法として活用されている。本論では、EMDRによる効果発現のメカニズムや心理的介入の効果について概説した。。
小川栄一,和田 健,志和資朗 |
35
心拍変動を用いた不安の自律神経機能評価について |
共著 |
2010年10月 |
バイオフィードバック研究
37(2), 97-103 |
不安状態における自律神経機能を客観的に評価する目的で、指尖脈波を用いた心拍変動の分析を行った。対象は、不安状態を主訴に治療中の患者25名(不安群)、対照群33名であった。その結果、不安群が対照群に比べ、副交感神経指標が低下する傾向が見られた。また、STAIと生理指標では、特性不安と副交感神経指標との間に有意な負の相関が認められた。
井川純一,志和資朗,中西大輔,車地未帆,菊本修,井手下久登 |
36
"燃え尽き"のイメージ :
新聞記事データベースの内容分析および質問紙実験による検討 |
共著 |
2013年01月 |
社会心理学研究
28(2), 87-93 |
井川純一,中西大輔,志和資朗 |
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