広島修道大学 経済科学部 現代経済学科
現代経済学科ゼミナール一覧
  • 太田 耕史郎
    地域活性化のための地域産業政策
    これまでの世界不況,円高と人材・工場の流出で日本の地方都市は疲弊しています。今,そこにおいて求められるのは研究・開発ベースの強い地場企業・地場産業であり,それらを育成するビジョンと政策です。また,政策には若く,優秀な人材の確保が入ります。このゼミではそうした政策,つまり地域産業政策を文化や住み良さと関連付けて勉強します。最終的には広島や皆さんの出身地を活性化する広義の産業政策を提案してもらいます。
  • 岡村 和明
    「労働経済」分析に向けた情報活用入門
    前半は、インターネットによる情報収集およびExcel、その他統計ソフトを使った情報活用の仕方を学習し、その上で情報活用の成果をWordでまとめ、PowerPointを使ってプレゼンテーションをする方法を学びます。後半は、前半のゼミナールで学習した内容を応用して「労働経済」をテーマにグループ実習を行います。
  • 片山 尚平
    マクロ経済学と日本経済
    最新のマクロ経済学のテキストを輪読し、演習問題を解くことを通じてマクロ経済学やマクロ経済政策に関する理解を深める。次いで、マクロ経済学の知識を基礎として、マクロから見た日本経済を研究する。内外の景気の動向、経済成長、財政・金融政策などを理論に基づいて考察する。人口構造の変化、第4次産業革命の進展といった日本経済の動きや社会保障の維持可能性、経済格差などの問題も考察する。
  • 河合 伸治
    経済政策ゼミナール ~市場経済における政府の役割を考える~
    河合ゼミナールでは,政府がどこまで経済政策という形で市場経済に介入するべきかまた介入する場合はどのような形・方法で介入するべきかという理論的・規範的なアプローチと,政府が行った経済政策がどのような効果を与えているのかを計測(推計)して評価するという実証的なアプローチの両面から経済政策を理解することを目的に勉強しています.これまでのゼミ生たちの研究テーマは,社会保障関係・税制関係・市場の失敗・地域振興・財政問題等多岐にわたっています.
  • 河野 淳
    経済史研究
    経済史研究とは、「過去の経済について調べる」研究です。経済理論の妥当性を過去のデータから検証するといったことも経済史研究の役割ではありますが、本ゼミでは既存の理論を用いて過去の経済活動を分析する、ということを行います。経済理論を手がかりにして過去の社会のあり方を深く理解する、そしてその過程を通じて経済学的な考え方に親しむ、というのが本ゼミの目的です。様々な時代、地域の経済について見ていきましょう。
  • 新宅 公志
    国際経済学で見る広島経済
    広島経済はその他都道府県や世界経済に大きく依存しています。これは、皆さんが就職する企業の運命、賃金、業務内容だけでなく自分の資産運用の実績までもが全て広島の外との関係を抜きに語れないことを暗に示しています。そこで本ゼミでは、広島経済の様々な点を国際経済学(国際取引・県際取引)の観点から考えていきます。
  • 塗師本 彩
    データ分析の考え方と実践
    このゼミナールでは、計量経済学の手法を用いて簡単なデータ分析ができるようになることを目指します。計量経済学は、例えば「労働時間が長くなると健康状態は悪化するのか」といった日常で出会う様々な問いに対して、データを使ってどうやって答えるかを考える学問です。授業では、データ分析を行うために必要な統計学や計量経済学の基礎を学びながら、Excelや統計ソフトを使ってデータ分析の実践力も身につけます。
  • 森岡 一憲
    日本が抱える財政問題の研究
    このゼミナールでは,現在日本経済が直面している経済問題を財政学の観点から分析し,政策の提言を行うことを目標としています。財政学の扱う内容は多岐にわたっています。国や地方自治体から提供される社会保障(医療,年金,介護など)や公共事業はもちろんですが,その資金を調達するための税金(所得税,法人税,消費税など)や公債などについて学びます。財政問題は実は私たちにとって身近な問題なのです。
  • 劉 亜静
    中小企業金融
    本ゼミナールは、中小企業金融の理論を中心に勉強する。以下の三つの視点から中小企業金融に関する基礎的な知識を習得する。①中小企業の発展と地域経済の振興;②中小企業に資金供給する金融機関;③中小企業の経営に携わりたい、もしくは中小企業金融機関で働きたいのであれば、中小企業金融に関する基礎な金融知識を把握するのを目的にする。将来職場でも役に立つような知識を身につけることを目指して講義内容を進めたい。