環境問題について考える

2012.3.23 環境問題もいろいろである

 わたしは自然科学と化学工学や応用化学などの技術に関する学問をまなんだ.広島修道大学にくるまでそれ以外の視点からは,環境についてあまりかんがえたことはなかった.ひとくちに環境にかかわる学問といってもいろいろな分野がある.法律のこと,景観などの都市環境のこと,経済との関係などいろいろなことを調整・考えないと,環境対策はうごかない.しかし,それらをつきうごかすためには,つよい動機が必要である.地球環境がたいへんなことになっているという動機づけをするには,まず現状をしることである.そのためには自然科学はやはり大切である.

 これだけ科学技術全盛の時代なのに一般のひとたちの自然科学の知識は十分においついていない.これでは環境問題にただしくとりくめるかどうか判断できないだろう.だから,一般のひとたち自然科学的知識の強化は非常に大切な環境教育の一つである.