環境問題について考える

2012.4.11 大量に買う生活から創る生活へ

 まわりには物があふれている.しかし,よくみると似たようなものばかりだ.そして個性のある物や品質の高いものは少ない.このような大量生産の時代とさよならして,どのようにすれば持続的で活気に満ちた社会へと変貌できるかを考えなければならない.結論を言えば,もっと創造性と個性が必要である.買う生活から創る生活へと転換する.環境というと,節約とか,環境配慮とか,環境ビジネスなどの,言い方は悪いが,しみったれた話か,それでもなお儲けようとする小賢しい話である.

 たとえば,10着の服をかうかわりに,個性的な1着を自分でつくることができれば,大量生産ではないし創造的である.創造的な生活をおくるためには物はすくなくてよいが時間と教育が必要だ.教えることと創ることを土台とすれば,環境問題への明るい取り組み方がひらけてくる.