環境問題について考える

2012.4.28 放射性物質のちから

 地球の内部は5000℃ぐらいあると推定されている.この熱はどこからくるか.地球ができるときに岩石などがあつまってその衝突エネルギーや圧力で熱が発生していると思っているひともいるかもしれない.地球科学の成果によると天然に存在する放射性元素が出すエネルギーによってねつが発生しているのである.放射性物質の出すエネルギーは火を燃やすエネルギーなどの化学エネルギーと比べて途方もなく強い.

 天然には放射性物質はわずかにしか含まれていないがそれらが地球サイズにまであつまると,相当な熱を持つということである.