環境問題について考える

2012.5.17 わたしの考えるエコシティー

 古代都市の痕跡は,かつてそこに文明があったことの証拠でもあり,都市こそが,現在も文明の象徴である.日本の地方都市は,経済状況の悪化と,郊外商業施設の建設のために街の中心部が空洞化し,かつての賑わいがなくなってしまったところも多い.これは環境という点からみてもゆゆしき問題である.このように地方都市が壊された原因は,自家用車で移動すると言うことを前提にした市場原理にまかせた街づくりにある.安い土地を求めて郊外に新しい商業施設をつくってきたのである.このために交通網を整備し,農業用地が破壊され,自動車を運転して買い物に行くという,企業のもうけのために,ルーズに環境は破壊されてきたのである.お金は魔物である.

 昔のようなコンパクトな街を戻さなければならない.日本は地震が多いことも考えなければならないし,街づくりでは市場原理を相当に制約しなければならない.救いは経済が悪化して街の中心部の地価が下がっていることと,人口が減っていることである.