環境問題について考える

2012.6.4 環境問題の背後にある問題は差別である

 地球の環境を破壊してきたのは,そして破壊しつつあるのは先進国の大量消費社会である.それは,環境を買い叩き,安い自然に住む発展途上国?の人たちの労働力や生産を買い叩いてきたことによる.差別が格差をもたらし,その格差の上に現代の経済やグローバル化は成り立っている.だからこの差別が,環境破壊をすすめる一つのおおきな要因である.この格差がなくなって環境破壊がおさまると言うことではないかも知れないが,そのようなこととは別にしても,国際間の差別は間違っていることに反対するものはいないだろう.

 しかし,格差はなかなか縮まらない.我々の生活は格差の上に成り立っていると言うことを知らなければならない.